30代になってスキンケアを本気で見直した話。2万円かけて分かったこと

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20代のスキンケアって、正直テキトーだった

洗顔して、コンビニで買った化粧水をパパッと叩いておしまい。それが私の20代のスキンケアの全てだった。「まだ若いから大丈夫でしょ」という根拠のない自信と、「スキンケアにこだわるのはちょっと意識高い系っぽい」みたいな謎の遠慮があって、ちゃんと向き合ったことが一度もなかった。

それが変わったのは32歳になった春。同僚に「最近肌荒れてない?」と言われたのがきっかけ。悪意はなかったのはわかってる。でも、帰り道ずっと気になってコンビニのトイレで鏡を見たら、ほうれい線っぽいものが出始めてて、小鼻まわりがざらついていて、なんか全体的にくすんでた。

その日の夜、初めて「スキンケア 30代 始め方」でちゃんと調べた。

まず皮膚科に行ったら、思ってたより問題があった

ネットで調べてもいろんな情報が多すぎて混乱したので、近所の皮膚科に予約を入れた。美容皮膚科じゃなくて普通の皮膚科。「肌の状態を診てもらいたいだけ」という感じで行ったら、先生がすごく丁寧に診てくれた。

結果、言われたのが3つ。

  • 肌のバリア機能が弱っている(乾燥しているのに皮脂が過剰になっている状態)
  • 毛穴の詰まりが慢性化している
  • 紫外線ダメージが蓄積している(30代はすでに出始める時期)

特に最初の「バリア機能」の話が刺さった。「乾燥してるから保湿すればいいのに、そのベース自体が崩れてますよ」という説明。今まで化粧水を塗っていたのに乾燥が続いていたのは、そういうことだったのかと。

処方されたのはヘパリン類似物質の保湿クリーム(ヒルドイドの保険適用版)。「まずこれで肌のベースを整えてから、市販のスキンケアを足していきましょう」とのことだった。初診料と薬代で2,400円くらい。

2万円の内訳:何に使って何がよかったか

皮膚科の後、スキンケアをちゃんと揃えることにした。予算は「試すために2万円まで」と決めた。闇雲に高いものを買わず、成分を調べて選んだ。以下が実際の購入リスト。

洗顔料:Cerave(セラヴィ)ハイドレーティングフェイシャルクレンザー 2,980円

アメリカの皮膚科医監修ブランド。日本では最近Amazonや一部ドラッグストアで買えるようになった。泡立てなくていいタイプのクレンザーで、洗いながら保湿もできる。「洗顔で必要な油分まで落とさない」という説明を読んで選んだ。使い始めて1週間、洗顔後のつっぱりが全くなくなった。これは地味に感動した。

化粧水:HABA(ハーバー)スクワランプラス 3,520円(150ml)

スクワラン配合の化粧水。油分が入っているのにベタつかない不思議な使い心地。最初は「化粧水に油分?」と思ったけど、皮膚科の先生に「乾燥肌には油分も同時に補うのが有効」と言われていたので選んだ。肌に馴染ませた後のもちもち感が今まで使ってきた化粧水と全然違う。

セラミド美容液:花王 キュレル 美容液 1,650円(40ml)

セラミドといえばキュレルという評判を信じて購入。セラミド1・2・3・6II配合と書いてある。テクスチャーはとろみのある液体で、伸びがよくて化粧水の後に使うとしっかり肌に密着する感覚がある。価格のわりに成分が充実していて、これは正直コスパ最強だと思う。

保湿クリーム:SK-II スキンパワー クリーム 11,000円(80g)

ここだけデパコス。「バリア機能の修復に一番お金をかける」という判断で選んだ。ピテラ配合のクリームで、美容部員さんに肌を見てもらいながら選んだ。使い始めて2週間で、朝起きた時の肌のもちもち感が明らかに変わった。高いけど、これは続けると思う。

日焼け止め:アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク 1,980円(60ml)

SPF50+ PA++++。皮膚科でも「日焼け止めは毎日必須、どんな曇りの日でも」と言われた。アネッサは昔から評判がよくて、白浮きせず水に強い。これは正直もっと早く毎日使っておくべきだったと後悔している。

合計:2,980 + 3,520 + 1,650 + 11,000 + 1,980 = 21,130円

予算オーバーだけど、SK-IIのクリームが全てを狂わせた。でも後悔はしていない。

レチノール導入:焦って失敗した話

スキンケアを変えて1ヶ月くらいで肌が落ち着いてきたころ、次はレチノールを試したくなった。「抗老化成分の王様」とか「シワにもっとも効果があると医学的に証明されている成分」という情報を読んで、すぐ試したくなってしまった。

購入したのはROC(ロック)レチノール コレクション ナイトクリーム 4,200円。ドラッグストアで買えるものの中では成分が安定していると評判だったので。

最初の週、毎晩塗っていたら4日目に頬が赤くなってヒリヒリし始めた。いわゆる「レチノール反応」というやつ。慌てて皮膚科に相談したら、「最初は週2回、少量から始めるのが基本ですよ」と言われた。レチノールは量と頻度の管理が命なのに、まったく調べずに毎日塗ってしまった。

1週間ほど休んで、今度は週2回・米粒半分の量から再開。それからは反応もなく、2ヶ月続けた今は目尻の細かいシワが若干薄くなった気がしている。気がしているだけかもしれないけど、肌のターンオーバーが促進されている実感はある。

レチノールを使うときのコツをまとめると、

  1. 必ず夜のみ使用(昼は使わない)
  2. 最初は週2〜3回から
  3. 保湿クリームの後に少量だけ(または保湿と混ぜる)
  4. 使った翌日は日焼け止め必須
  5. 刺激を感じたら即中断

これを知らずに全力でいったのが失敗だった。

2万円かけて分かったこと

3ヶ月続けて、同僚から「最近肌きれいになったね」と言われた。最初に「肌荒れてない?」と言った人とは別の人から。

正直、肌が劇的に変わったかというと、そこまでドラマチックではない。でも、朝起きたときの乾燥感がなくなって、メイクのりが変わって、夕方にファンデが崩れにくくなった。じわじわとした変化だけど、毎日感じる変化として積み重なっている。

お金をかけて分かったことが3つある。

1. 洗顔と日焼け止めが全ての土台
高い美容液より、洗顔で肌を壊さないこと、毎日日焼け止めをちゃんと塗ることの方が長期的には重要。これは安いコストで実現できる。

2. バリア機能を先に修復しないと何を塗っても無駄
壊れたバリア機能の上に高級美容液を塗っても浸透しない。皮膚科で言われたこと。ヒルドイドのような処方保湿剤は市販品より機能する場面がある。

3. 成分が分かると無駄な出費が減る
「セラミド」「ヒアルロン酸」「ナイアシンアミド」「レチノール」という成分を理解してから買うと、ブランド名や見た目のパッケージではなく中身で選べる。安いものでも成分が優秀なものはたくさんある。

今の毎日のルーティン

朝:Cerave洗顔 → HABA化粧水 → キュレル美容液 → SK-IIクリーム → アネッサ日焼け止め
夜:Cerave洗顔 → HABA化粧水 → キュレル美容液 → SK-IIクリーム(週2回はROCレチノールを追加)

所要時間は朝5分、夜7分。続けられている理由は工程が多くないから。10工程あるスキンケアを続けられる自信はない。

20代の自分に伝えられるなら、「もう少し早く皮膚科に行っておけ」と言いたい。別に特別なことはしていない。ただ成分を調べて、バリア機能を整えるものを選んで、毎日続けている。それだけで肌は変わる。

※効果には個人差があります。本記事は個人の感想であり、効果・効能を保証するものではありません。肌トラブル等が気になる方は専門医にご相談ください。

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